九州大学
鹿島市と九州大学は、平成23年9月26日に連携協定に関する協定書の調印式を行いました。
今回の協定は、今年4月、「イノシシによる農業被害の現況調査と軽減技術のプロトタイプ開発」の共同研究が始まったことをきっかけに協議が進み、連携協力協定の締結に至ったものです。
調印式には、九州大学から有川節夫総長、安浦寛人理事・副学長、吉村淳大学院農学研究院長、古川勝彦知的財産本部副本部長が出席し、鹿島市からは樋口市長、北村副市長、小野原教育長が出席しました。
協定締結後のあいさつでは、有川総長が「鹿島市は有明海の干潟など豊かで特色のある自然環境があり、新たな教育・研究のフィールドとして今後の連携関係の可能性に大きな期待をしている」と述べられ、樋口市長は「今回の連携により、地域に根ざした調査や研究から、何かしらグローバルに応用できるような成果が生まれることを期待したい」と述べました。
今回の協定を契機に、鹿島市と九州大学では、今後耕作放棄地への牛の放牧や農産物の機能性分析研究などについて協議を行うなど、相互の資源を有効に活用し、既存産業の高度化、新産業の創出、地域課題の解決、教育研究活動の進展など、地域社会の振興などに取り組んでいきます。
