ブックタイトル鹿島市民便利帳

概要

鹿島市民便利帳

～自然の恵みにいだかれる～豊穣の海 有明海は、日本一の干満差(6m) を誇り、広大な干潟が広がる生き物の宝庫です。背後にそびえる多良岳山系は、県立自然公園でもあり、豊富な地下水の源です。海と山に囲まれた豊かな自然を体感してください。有明海と多良岳干潟に面する道の駅鹿島では、ムツゴロウなど干潟の生き物になりきって、泥んこで遊んだり、ガタスキーに乗ったりできます。シャワー施設完備で、団体の体験にも対応しています。（ミニガタリンピック）干潟の生き物の代表ムツゴロウ。大きな目玉で泥の中からひょいと出てくる姿は愛嬌たっぷりです。●干潟体験●干潟の生き物県内最高峰の経ヶ岳（1076m）の登山口は、奥平谷キャンプ場の入口にあり、シーズンには登山客でにぎわいます。頂上までは2時間ほど、帰りは近くの温泉で疲れを癒しましょう。●佐賀県最高峰 経ヶ岳鹿島から大村市へ向かう国道444号線沿い、多良岳自然公園内には２つの宿泊施設があります。夏の避暑や登山、多良岳山系の豊かな自然を満喫する拠点として人気です。●奥平谷キャンプ場・自然の館ひらたに中木庭ダムの上流、平谷に湧き出る清流と新緑・紅葉の美しい渓谷があり、そこに位置する平谷物産直売所の水汲み場は、県内外から多くの人が訪れる名水スポットです。有明海の干潟が一望でき、生き物を展示する ●平谷渓谷・能古見峡干潟展望館。直売所では地元の新鮮野菜や魚介類、お土産が豊富に揃う。カキ焼きやバーベキューなどで一年中楽しめる道の駅です。●道の駅鹿島有明海と干潟特有の生き物は、捕る方法もユニーク。道の駅鹿島では、「たなじぶ」と「むつかけ」という代表的な漁をインストラクターの手ほどきを受けながら体験できます。●たなじぶ漁・むつかけ漁体験●のごみ人形…土鈴の素朴な音色で、魔除けや開運の人形として多くの人に親しまれている郷土玩具。これまでに数回、干支の人形が年賀切手のデザインに採用されています。●鹿島錦…縦糸に上質な金銀の箔紙を、横糸に色とりどりの絹糸を使った手織りの工芸品です。その繊細で優美な織物は日本手工芸の極致と呼ばれる芸術品です。●有明海の幸…有明海には珍しい生き物たくさん。ムツゴロウやワラスボ、クチゾコ、シオマネキなど見た目はユニークですが味は絶品。有明海のグルメをぜひご賞味ください。●カキ焼き（海道）…海岸沿いの国道207号は、冬場になるとたくさんのカキ小屋が建ち並ぶグルメ街道になります。新鮮なカキを直火で豪快に網焼きして、冬の味覚を堪能しましょう。●有明のり…日本一の海苔として全国にその名を知られる有明海の海苔。有明海の最大６mにも及ぶ干満の差を利用してつくられる、極上の逸品です。●稲荷ようかん…佐賀県の特産品である羊羹の中でも、異彩を放つ稲荷ようかん。紙筒に入った羊羹を下から押し出して、糸で好きな大きさに切って食べます。祐徳門前名物です。●浮立面…面浮立の踊り手「かけうち」が被る鬼面で、地元の面師によって制作されています。魔除け飾りや、記念品などのお土産としても人気の逸品です。●みかん…有明海のやさしい潮風をあびてたわわに実るみかんは、10月～２月にかけてシーズンを迎えます。丹精込めて育てられた鹿島みかんは甘くてジューシーな味わいです。お土産・グルメ●鹿島おどり　（８月上旬）昭和37年の大水害からの復興を願って始まった、市民総参加の踊り。「鹿島一声浮立」「鹿島節」「鹿島小唄」の3曲で、踊り手の熱気とかけ声が町を包みます。●かしま伝承芸能フェステイバル　（９月第２日曜日）伝承芸能の宝庫、鹿島市ならではのイベント。市内外の各地域に伝わる面浮立や獅子舞などの芸能が祐徳稲荷神社の境内に一堂に会し、披露されます。●秋の蔵々まつり（10 月下旬～ 11 月上旬）※お土産はJR 肥前鹿島駅構内の「鹿島市観光物産センター」でも　お買い求めいただけます。（一部商品は取り扱っておりません）肥前浜宿では、夏越しの日本酒「ひやおろし」の時期に合わせてイベントを開催します。酒蔵を中心に、アートや音楽、さまざまなイベントが開催されます。●お火たき（12 月８日）祐徳稲荷神社で300年以上続く新嘗祭の夜の神事。この御神火にあたると病が治り、罪穢れが清められると言われています。鹿島市特産品まつりも同時開催されます。●ふなんこぐい…昆布巻きの鮒を、大根やゴボウ等と一緒に煮込んだ郷土料理です。鹿島では二十日正月に食べる風習があり、材料の鮒を売る「ふな市」では、早朝から多くの客でにぎわいます。観光案内 鹿島市民便利帳84 ?お問い合わせ?商工観光課 ＴＥＬ ０９５４-６３-３４１２