平成29年度

平成29年度のふるさと納税活用事例

産業の振興に関する事業

酒蔵ツーリズム推進事業

今回で7回目となる「鹿島酒蔵ツーリズム®2018」。この事業にふるさと納税寄附金の一部を活用しました。
市内6蔵の合同蔵開きや市内各所で様々なイベントを開催。
過去最高となる88,000人の来場者があり、鹿島のお酒を通じて、鹿島市の認知度の向上に繋がりました。

 

福祉・保健・医療の充実に関する事業

放課後児童クラブ施設整備事業

ふるさと納税の寄附金を活用して、古枝小学校敷地内に放課後児童クラブ施設を新設しました。
子育て支援施策の一環として、就労などで昼間に保護者が家庭にいない児童を対象に、放課後児童クラブを市内すべての小学校で開設しています。
古枝小学校では、利用者の増加に伴い、学校敷地外の施設にてクラブを開設していましたが、今回、敷地内にクラブを新設したことで、児童がより安全にクラブへ通うことができるようになりました。
また、定員数が増えたことで、多くの児童の受け入れが可能となりました。
今後も、児童が安全に安心して楽しく過ごせる場として活用していきます。

 

都市基盤の整備に関する事業

公園施設管理事業

鹿島市内の7か所の都市公園には、それぞれにスポーツ施設や遊具、広場などがあり、市民の憩いの場になっています。
公園の維持管理や施設の修繕、遊具の更新などにふるさと納税の寄附金を活用しています。

平成29年度は、植栽や公園トイレの維持管理等のほか、地元から要望のあった臥竜ヶ岡公園の時計塔設置や、ハイブリッド外灯の修繕、旭ヶ岡公園の石垣崩落などの対策を行いました。
このことにより、市民の憩いの場としての都市公園の利便性や安全性、美しい景観を維持することができました。

 

自然環境の保全に関する事業

有明海環境保全事業

平成27年に「肥前鹿島干潟」がラムサール条約湿地に登録されました。
肥前鹿島干潟は、塩田川と鹿島川の2つの河口に面する干潟であり、東アジアにおけるシギ・チドリ類の重要な渡りの中継地および越冬地になっています。

鹿島市は近年、アジア圏を中心に知名度が向上し、海外からの観光客が増加しています。
鹿島の魅力である自然の豊かさを伝え、自然環境や歴史文化への理解を深めるため、英語版のパンフレットを作成しました。
また、ワイズユース部会を立ち上げ、ラムサール条約の3つの目的(交流・ワイズユース・学習)の推進についての協議を行っています。

平成29年11月に開催されたアジア湿地シンポジウム(国際大会)で英語版のパンフレットを配布し、鹿島市のPRを行いました。
また、エクスカーション(現地視察)で鹿島市を訪れた委員の方々は、パンフレットを片手に鹿島市を視察し、大変喜ばれました。
今後海外からの視察も増えてくるため、活用していきます。

 

安全・安心のまちづくりに関する事業

避難所施設案内板設置事業

鹿島市は、災害時に一時的に危険から非難するため、公民館や小学校など公共施設等を避難所に指定しています。
日頃利用しているその施設が避難所に指定されていること、また、その施設がどのような災害に対応しているかなど、避難所を周知するためにわかりやすい看板の設置を行いました。

避難場所がどこにあるか、またどのような災害に対応しているかを理解してもらい、家族などで話し合うきっかけができたことで、もしもの災害時の早めの避難行動と日頃からの防災意識の啓発につながると期待しています。

 

教育・文化の向上に関する事業

一人ひとりを伸ばす教育推進事業

鹿島市では、子ども達がさまざまな体験活動をとおして豊かな情操と教養を習得することを目的に、「一人ひとりを伸ばす教育推進事業」を行っています。
活力ある地域づくりのために、ふるさとの多様な自然・歴史・伝統文化・産業等を活かした人材育成事業です。

子ども達はさまざまな体験を通して、生産の喜びや郷土への愛着、ものづくりへの興味・関心を高めることができました。
いろいろな人の立場を思いやって物事を考えることができるようになり、また普段接することの少ない地域の人たちとのコミュニケーションを図ることができました。

        【しめ縄作り体験】                              【田植え体験】

       【伝統の浮立面作り体験】                           【干潟体験】

 

青少年共同宿泊体験(ハウスキャンプ)事業

異年齢集団で共同生活を行うことで、社会性と規範意識の向上を図るとともに、子ども・保護者・地域との結びつきを強め、地域全体で子どもを育む意識をより高め、地域のネットワークを広げることを目的にハウスキャンプ事業を行っています。

子ども達が3日間という短い期間ですが共同生活する中で、食事を作る際や体験活動、掃除の際などには、徐々に自分から役割を探し、組織の一員として行動することができるようになっていました。
また、保護者にとっても子離れを通して、子どもの存在や家庭教育を見直すこともできたのではないかと思います。

 

図書購入事業

ふるさと納税の寄附金を活用し、赤ちゃん向け絵本セットや児童書を中心とした新刊本、調べ学習用資料、大活字本の購入を行いました。

H29年度から新たに「赤ちゃん向け絵本セット」の貸し出しをスタート。おすすめの赤ちゃん絵本5冊セットを袋に入れたまま貸出をするもので、赤ちゃん連れの方々に大変人気です。
新刊児童書は市内各小学校で行われる図書を使った学習への支援にも活用できました。
大活字本は目が見えづらくなった方にも読みやすい字体で、高齢者を中心に借りていただいています。

幅広い年齢の利用者に本との出会いの機会を提供することができ、多くの市民の豊かな心を育むことができます。

 

スポーツライフ運営事業

スポーツや趣味を通して、明るく健康で豊かな市民生活の実現を目的としたスポーツライフ運営事業を実施しています。
5つの交流大会、2つの体験教室、11種目の定期活動に多くの市民が参加しています。

この事業で、幼児や小学生からスポーツに親しむことで、長期的にスポーツに関わる人が増加し、また、一般から高齢者までを対象とした活動では、スポーツを習慣化することで生涯スポーツを推進し、健康寿命の延伸につながることを期待します。

 

学校給食運営(ふるさと食育)事業

ふるさと納税の寄附金を活用して、小中学校各学年ごとに地産池消や五大栄養素などのテーマを決め、食育授業を行いました。
また、各行事にあわせて食に関する掲示物を作成し、イラストで表示することで、子ども達に視覚的に食べ物について興味を持たせることができました。

 

伊能大図パネル展事業

日本で初めて実測で日本地図を作った伊能忠敬(1745~1818年)の功績を紹介する「伊能大図パネル展」を実施しました。

鹿島市は、伊能大図の原寸大複製パネルを所有する千葉県香取市と昨年4月に友好都市協定・災害時相互応援協定を締結しています。
また、伊能忠敬は1812年、鹿島市一帯を調査に訪れている記録が残っています。

 

協働のまちづくりに関する事業

イベント調整協議会

鹿島市内で開催される4つのイベント(鹿島ガタリンピック、鹿島おどり、鹿島市民納涼花火大会、かしま伝承芸能フェスティバル)を円滑に行い、鹿島市を広くPRするため、ふるさと納税の寄附金を活用しました。

「かしま伝承芸能フェスティバル」は市内に多く残る伝承芸能のPRと次世代への保存継承を目的として実施。
平成29年9月に開催された大会は20回記念大会で、鹿島市内の10団体と石見神楽(島根県)、山鹿灯籠(熊本県)が参加し、多くの観光客で賑わいました。

 

お問い合わせ

広報企画課
〒849-1312 佐賀県鹿島市大字納富分2643番地1
TEL:0954-63-2101
FAX:0954-63-2129

アンケート

ページのトップへ戻る