伐採の木が線路内に落ち列車と接触し15分停車
平成27年4月6日、午前8時ごろ長崎本線肥前飯田・多良駅 間において地権者が植えられていた木が強風で 折れ高さ約3mのり面上部から線路内に落ち走行中の博多行きの特急列車(白いかもめ)に接触 し15分停車するという事象が発生しました。
幸い乗客には怪我もなく、また脱線事故にも至りませんでしたが一歩間違えれば脱線事故を引き起こす大惨事となっていました。
木が線路に倒れ込むと
- 倒れ込んだ木が線路をふさいで、列車を運転できなくなることがあります。
- 倒れ込んだ木が電線に引っ掛かり、信号トラブルや感電事故を引き起こすことがあります。
- 倒れ込んだ木が列車に衝突して、乗客が怪我をされることがあります。
倒木災害防止のために
- JR九州でも、倒れ込みそうな木がないかを点検時において見ていますが地権者様ご自身でも、所有地に線路へ倒れ込みそうな木がないか、ご注意をお願いいたします。
- 線路に倒れ込みそうな木については、伐採等の対策をお願いしています。
- 緊急の場合は、JRで伐採させて頂くこともあります。
その他
- 危ない状態で放置されていた木が原因で事故になった場合は、損害賠償を請求することがあります。
- 伐採する時に線路に倒れ込んでしまう事故も発生しています。線路の近くで伐採する時は、JR九州までご相談ください。
お問合せ先
JR九州 佐賀鉄道部
TEL 0952-23 -2939