住み慣れた家でも、いざ避難しようとするとあわててしまいがちです。いざという時のために、避難方法を考えておきましょう。
各家庭により避難の方法が違ってきますので、事情に応じた避難方法を考えておくことが大切です。
特に、車での避難は緊急車両の通行を妨害することがありますので、徒歩で避難しましょう。
また、災害時には電話が殺到して、かかりにくい状況になることがあります。そんな時は『災害用伝言ダイヤル171』を利用しましょう。
避難心得
避難心得1. まず、身の安全を図る
- どんなに災害に備えていても、ケガをしたら大変です。
- ふだんから家具類の転倒・移動対策をしっかりと。
避難心得2. すばやく火の始末
- 怖いのは火災などの2次災害。日ごろから火の始末の習慣を。
- 火元に燃えやすい物は置かない。
避難心得3. 火が出たらすぐ消火
- 火災が発生しても天井にまわる前なら消火が可能。
- 火が天井に移ってしまったらすぐ避難。
避難心得4. 戸をあけて出口の確保
- 特にマンションなどの中高層住宅は出口の確保を。
- 逃げ場を失ったら避難できなくなる。
避難心得5. あわてて外に逃げ出さない
- 家の中にいた方が安全な場合もあるので状況を確認。
- 外に逃げる時は落下物や切れた電線に注意。
避難心得6. 狭い路地、ブロック塀に近づかない
- 地震の場合は落下や倒壊の危険のある場所。
- 水害の時は川べりなどの通行は避ける。
避難心得7. 避難は徒歩で
- 荷物は多く持たない。
- 車で避難しない。
- お年寄りや病人を優先し子どもは手をつないで避難。
避難心得8. 山崩れ、がけ崩れに注意
- 安全な場所にすばやく避難できるよう、ふだんから周辺環境や避難場所のチェックを。
避難心得9. 応急処置は協力しあって
- 死傷者が増えると医療機関の対応は限界に。
- お互いに手を取って、応急救護の対応を。
避難心得10. 正しい情報を得る
- デマに惑わされてパニックにならない。
- ラジオや消防からの正しい情報で、的確な行動を。
おことわり
このページの文章は、『防災まるわかり読本(発行:佐賀県)』と『市民便利帳(発行:鹿島市)』から引用・転載しました。
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