新鹿島市民会館(仮称)の管理運営計画(案)のパブリックコメント(意見公募)の結果について

 令和4年12月1日から12月28日まで募集しました、新鹿島市民会館(仮称)管理運営計画(案)に対するパブリックコメント(意見公募)は、お一人から4件のご意見をいただきました。ありがとうございました。

 いただいたご意見と市の考え方は、次のとおりです。

⑴ 当初から指定管理者への委託が良い。当初より指定管理者に委託されても問題ないと思う。

【考え方】 

 「ホール」と「民俗資料館」の複合施設である新鹿島市民会館(仮称)には、安定かつ効率・効果的な管理運営および設置目的を実現するための取り組みが求められます。まずはノウハウを蓄積し、円滑な運営体制を構築していくため、直営による管理運営を考えています。

① 下記対応の必要性

  ・施設の維持管理(建物や付帯する設備に関する知識が必要)

  ・民俗資料等の展示(民俗資料や鹿島の歴史等の幅広い知識が必要)

なお、ホールの予約受付、舞台周りの照明・音響・装飾等の業務、来場者の案内等は、エイブルの指定管理者である(一財)鹿島市民立生涯学習・文化振興財団に業務委託予定です。

② 運営上の課題等に対し、施設管理者として適切に対応することが必要なため。

③ 開館初年度は特に、年間を通した経費がどれくらい必要か見極めるとともに、限られた財源(予算)のより効率的な執行が必要なため。

※ これら諸課題を解決し、軌道に乗ったと思われる時点で、指定管理者移行の可否を判断する予定としています。

⑵ 使用料について、「入場料を徴収する場合 1,000 円以上 2倍の額」、「営利目的の場合 10割の額を加算」どちらも同じことであり統一したほうが良いのでは。

【考え方】 

 ご提案のとおり、「〇〇割の額を加算」に表現を統一いたします。

⑶ 営利目的の場合は3倍でも5倍でも良いのでは。

【考え方】

 使用料(案)は、「利用者負担」や「近隣市町との均衡」等を考慮し、旧市民会館の使用料や近隣自治体および近年建設の類似施設の使用料等をもとに算出しています。

 新鹿島市民会館(仮称)は、『まちの晴れ舞台』として市民の皆さんはもちろん、市外の方にも広く利用していただき、様々な交流を生み出し、鹿島の認知度向上、鹿島の賑わい創出、元気づくりにつなげていくことを目指しています。

 そのためにも、利用しやすい利用形態(使用料設定)が必要だと考えており、ご指摘の「営利目的の使用料」についても、上記趣旨から検討を行った結果、営利を目的とした利用で入場料が無料または1,000円以下の場合は10割の加算を、入場料が1,000円以上の場合及び物品の販売を目的の場合は12割の加算率で設定しています。

⑷ 備品使用料等 マイク類はホールにセットで良いのでは。

【考え方】

 マイク類は、備品の中でも一番利用される物であり、損耗も激しいことから、買い替えが生じており、満足いただく施設(備品)利用のためにも、利用者様のご負担をお願いする必要があると考えています。

アンケート

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