5月22日は『ほじょ犬の日』です!!【令和6年5月】

5月22日は『ほじょ犬の日』です!!

 5月22日は「ほじょ犬の日」です。補助犬とは、盲導犬、介助犬、聴導犬の総称です。2002(平成14)年5月22日に、身体障害者補助犬法が成立しました(同年10月1日に施行)。この法律の中に、身体障害者補助犬の定義や、訓練、認定、施設等における同伴などについて規定されています。
 また、障がいを理由とする差別の解消を推進することを目的として、障害者差別解消法が2016(平成28)年4月から施行されました。国、地方公共団体、民間事業者に障がいを理由とした差別を禁止しています。補助犬の同伴を理由に、公共施設やレストランなどの利用を拒否することは不当な差別にあたります。
 ところが、2022(令和4)年の1年間に盲導犬を利用する視覚障害者の45%が、飲食店や医療機関などで受入れを拒否されていたことが、日本盲導犬協会の調査で明らかになりました。なかには10回以上拒否されたという人もいました。障害者差別解消法の施行から8年がたっても、国の認定を受けた使用者と補助犬のペアが「受入れ拒否」をされていることは残念なことです。
 なお、補助犬にしてはいけないことがあります。それは、食べ物を見せたり、あげたりしない。補助犬をなでたり、ハーネスを触ったりしない。自分のペットと挨拶させようと近づけたりしないなどです。補助犬が作業に集中できなくなり、補助犬使用者の人が安全に歩行できなくなってしまうからです。
 「ほじょ犬の日」をきっかけに、補助犬について考えてみてはいかがでしょうか。

 

問い合わせ

政策総務部 人権・同和対策課
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