令和6年度 第2回鹿島市DX推進本部会議を開催しました

第2回鹿島市DX推進本部会議

令和6年12月17日に令和6年度第2回鹿島市DX推進本部会議を開催しました。鹿島市DX推進本部は、市長を本部長として、鹿島市のデジタル変革(DX)推進に関する分野横断的な連絡調整、施策の推進及び進捗の確認、事業の管理・評価等を行います。

会議では、てのひら市役所(公式LINE)、統合型・公開型GIS、行政手続のオンライン化、窓口DXに加えて、公共交通・農業・漁業などの各分野の本市におけるDX推進の取組について、進捗状況の報告等が行われました。

 

 

令和6年度DX推進の取組(進捗状況)

テーマ

DXの本格化 ~行政サービスDX「行かない・書かない・待たない」人にやさしい役所づくり~

てのひら市役所(公式LINE)の進捗状況

令和6年1月に第1弾をリリース後、令和6年8月からは、マイナンバーカードによる公的個人認証機能、それに伴う電子申請(住民票や税証明、印鑑証明など)の拡充、市内体育館の公共施設予約やキャッシュレス決済などの様々な機能を追加し、バージョンアップしました。

友だち登録者数は、7,129人(令和6年12月13日時点)であり、15歳以上の市民の3.3人に1人が登録している状況です。

今後、戸籍証明書の電子申請リリースや公共交通機関の時刻表などが即座に確認できるように更なるバージョンアップを予定しており、引き続きDXの普及推進に取り組んでいきます。

市内の情報をまとめて見られるマップシステム整備(統合型・公開型GIS)

庁内の地理情報(地番図・道路・都市計画・管路など)を一元的に管理・活用できる「統合型GIS」を構築し、公開可能な情報は公開し、市民が来庁せずとも必要な地理情報をインターネット上から確認できる「公開型GIS」を構築します。(令和7年4月本格運用予定)

これにより、従来の窓口等における問合せなどの市民負担の軽減を図るとともに、職員の業務効率化及び情報共有化を図ります。

行政手続のオンライン化(LoGoフォーム本格導入)

「誰でも」「簡単に」「すぐに」 に電子申請や申込予約、アンケートなどのフォームを作成・集計し、一元管理できる「LoGoフォーム(ノーコード電子申請システム)」を本格導入し、導入9カ月でほぼ全ての部署である22課が活用し、フォーム数は267フォーム、オンライン回答数は17,133件と行政手続のオンライン化を推進しています。また、すべて担当部署の職員がフォームを作成しており、DXの内製化も進んでいます。

誰一人取り残さない。デジタルサポーターによる「スマホ相談会」

市民の皆さんがよりデジタルを身近に感じられる環境づくりのために、市民がデジタルサポーターとして講師となる、「スマホ相談会」を令和6年9月・10月に開催しました。相談会では、5日間で91人の相談者があり、「大変わかりやすかった。また参加したい」などと大好評を受けましたので、令和7年1月にも第2弾を開催する予定です。

窓口DXの取組

市民との接点である「窓口」の改革として、「書かない窓口システムの導入」「窓口キャッシュレス決済の導入」「コンビニ交付サービスの状況」の報告がありました。窓口の改革により、市民の申請書への記入負担の軽減や待ち時間の短縮などに繋げます。

公共交通・漁業・農業DXの取組

公共交通分野では、特急「かささぎ」の利用者に対し、デジタルクーポンを発行する「神特典デジタルチケット第4弾」を実施し、長崎本線利用者の増を図るとともに、Maasの推進に取り組んでいます。また、交通空白地の解消などを目的とした、「AIオンデマンド交通」の研究も進めています。

漁業分野では、「水上ドローンによる、カモ食害被害対策実証実験」を予定しており、海苔養殖の食害被害対策と漁業者の対策負担軽減を目指します。(令和7年1月実証)

農業分野では、「スマート農業等の取組支援(補助額:50,000円/人)」を実施しており、農業の担い手不足や高齢化などの課題解決に向けて取り組んでいます。

会議資料

問い合わせ

政策総務部 DX推進室
〒849-1312 佐賀県鹿島市大字納富分2643番地1
電話:0954-68-0140 ファックス:0954-63-2129

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