鹿島市では、DXの取組の一つとして、全庁的にBPR(業務改革)プロジェクトを開始します。
人口減少に比例し、市職員数も減少している中、職員には限られた時間で質の高い仕事が求められています。
そのような中、住民サービスの維持・向上のために、全庁的な業務棚卸、業務の可視化を進めて、業務分析を行い、分析結果に基づき、デジタルツール(RPAやAI-OCRなど)を活用した課題解決策を検討の上、実装していき、政策立案や新規事業の検討、窓口での市民の方の相談など、職員がより付加価値の高い業務へ専念できる環境づくりを目指します。
鹿島市では、「かしまデジタル変革(DX)戦略」に基づいて積極的にデジタルを活用し、様々な業務の効率的、効果的な実施を図っています。それにより、職員は、人にしかできない、人だからこそできる仕事に注力することで、市民の幸福度が向上する取組を、進めてまいります。
プロジェクト支援事業者
株式会社 佐賀電算センター
BPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング:業務改革)とは
業務プロセスを見直し全体最適を行い、コスト削減や効率化を行うこと
BPRプロジェクト説明会の実施
令和5年7月31日、株式会社佐賀電算センター 公共事業本部 DX推進グループ 石井 氏を講師にお招きし、全職員を対象に「BPRプロジェクト説明会」を実施しました。
今回の研修には全ての部署から約250名が参加し、人口減少の中での住民サービスを維持するため、DX(デジタル変革、デジタル・トランスフォーメーション)やBPR(業務改革)の考え方やその方策、プロジェクトの進め方などについて理解を深めました。
研修後、「日頃の定型的な事務作業をデジタルを活用し効率化して、住民の方に対する相談業務や新しい施策の対応などの時間を増やしたい」、「そもそも今している作業が必要なのかどうかも含めて検討し、人口減少がさらに加速する中での、住民サービスの維持・向上に繋げたい」などの声が聞かれ、DXに対する職員の意識を高めることができました。
関連リンク
- 総務省|自治体DX推進計画(外部サイトにリンクします)
- 総務省|自治体におけるRPA導入ガイドブック(外部サイトにリンクします)
問い合わせ
政策総務部 DX推進室〒849-1312 佐賀県鹿島市大字納富分2643番地1
電話:0954-68-0140 ファックス:0954-63-2129